対策を効率的に行う
具体的対策に取り掛かる場合、自組織内の人間だけで全て行う場合と、外部の専門家の手を借りる場合が考えられます。
自組織の力だけで行う場合は、責任者、担当となる人達が、資料を集め、知識を深めたりする必要があり、それだけの労力、時間を要します。各部門の協力を得ることも必要で、その調整を行う必要もあります。苦労して築き上げる分、その組織に最も合った体制ができ、ノウハウの蓄積もできることが期待できます。しかし、反面、方向性が間違っていた場合、余計な労力・時間を費やすこととなります。また、本来行うべき業務への負担も考慮しなければなりません。
一方、必要に応じ外部の力を借りることで、効率的な作業が可能になります。外部の専門家には全面的な助力を求める方法と、リスク分析、規程類の作成、職員研修など部分的なコンサルティング等を依頼する方法もあります。