生徒・保護者の信頼を得る

学校のWebサイト(ホームページ)が、志望校を決定づける要因となっています。学校のWebサイトで、生徒・保護者は、何処を見て、何を感じるか、個人情報保護との関わりについて考えます。

インターネットで学校を選ぶ

インターネットが普及した現在、ほとんどの学校がWebサイトを持ち、いろいろな情報を掲載しています。学校の情報を得ようとした場合、インターネットでの検索は、最も手軽で確実な方法です。学校案内(印刷物)や、人に聞いた話だけではなく、より多くの情報を求め、生徒・保護者は、学校のWebサイトを訪れてきます。目的の学校がはっきりしていて訪れる場合もあれば、漠然とした思いの中、あふれる検索情報から、やっと一つの学校にたどり着くこともあるでしょう。どのような方法で訪れたとしても、学校のWebサイトは、生徒・保護者と学校との初めての接点になるかも知れません。
学校のWebサイトは、訪れた生徒が、その学校に入学した場合は、在学中は勿論、卒業後も続けて訪れることになるものです。興味を持った学校なら、Webサイトから入学案内などの資料請求を行います。この場合、個人情報を入力するにあたって、生徒・保護者は次のようなポイントを見ることになるでしょう。

- チェックポイント -

  1. 本当にその学校のWebサイトか?
  2. 名前や住所を記入するページは、暗号化(SSL)されているか?
  3. 「プライバシー(個人情報)について」「プライバシーステートメント」などと、個人情報保護に関する説明が掲載されているか?
  4. 入力する情報は最低限か?(余計な情報を収集しようとしてないか?)

生徒・保護者の信頼を得る

インターネットを利用する人達は、常に個人情報が悪用されることに懸念を感じ、利用をためらってしまう、という調査結果があります。反対に個人情報保護を強く謳っている企業では、偽りの個人情報が入力されるケースが減り、より正確な個人情報が入力されるようになったという例があります。

インターネットの世界は、今後益々広がっていきます。学校のWebサイトは、生徒・保護者との接点として、より重要なものとなるでしょう。
生徒・保護者の信頼を得ることができるかどうかで、その後に大きな差を作ってしまいます。信頼の獲得という点で個人情報保護が、その重要な要素となっていることがお分かりいただけたと思います。また、生徒・保護者の信頼を得るための有効な方法のひとつとして、第三者認証の利用があります。

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