選ばれる学校
個人情報保護というと、流出事件・損害賠償などのマイナス面ばかりに目が行ってしまいます。
しかし、個人情報という“情報”を利用しない社会は考えられませんし、情報を利用する側も、提供する側も、このことで恩恵を受けているはずです。
現在、少子化の進行により「選ばれる学校」と「そうでない学校」の二極化が進んでいると言われます。その道を分けるものは何でしょう？より良い教育、より良い環境そして、より高い安全性などを提供する学校が、より生徒・保護者に受け入れられるはずです。
個人情報保護は、その道を分ける一つの要因です。個人情報保護をおろそかにし、リスクを増大させるか、個人情報保護を強化して、学校の特長とし、生徒・保護者のより強い信頼を獲得するか？個人情報保護は、「教育環境の素晴らしさ」「選ばれる学校」など多くの利益、恩恵をもたらすこととなるはずです。