データ内容の正確性の確保
学校は生徒の将来に関わるほどの重要な個人情報が多く取り扱っています。情報は常に最新、正確であるよう努めることを忘れてはいけませn。
- 【第19条】
- 個人情報取扱事業者は、利用目的の達成に必要な範囲において、個人データを正確かつ最新の内容に保つよう努めなければならない。
「正確性」を保つよう努力しなければならない
学校には生徒にとって、他人に知られたくない情報(センシティブ情報)が多く存在します。ほんの少しのミスも、生徒や保護者に与える影響がとても大きいものです。
生徒等の個人情報を取扱う学校において、個人データの正確性を保つ体制を整えることは非常に重要と言えます。正確性を保つためには、第一に「単純なミス」を防ぐこと。集計ミス、誤字・脱字、パソコンへの入力ミス、文書の紛失などは充分に注意することです。
「最新性」を保つよう努力しなければならない
個人データに変更などがあった場合は、速やかに処理をし、最新のデータを保つように努力しなければなりません。これを怠っていたために、生徒や保護者に重要な書面が届かなかった、他人が受け取ってしまい結果的に漏えい事故に結びついてしまった、などの問題が起こる可能性もあります。
生徒の住所の変更などの情報は、本人の申告によるものですが、学校としては変更の手続方法などを、あらかじめ生徒や保護者に伝えておく必要があるでしょう。